環境設定の説明
〜EXTオプション、その謎とは〜
メイン画面 / エミュレータ / ボタン表示 / 圧縮・解凍 / スナップ / ツール / その他 / EXT
主にエミュレータ起動の状態を変更するための設定です。
〜各項目の説明〜
圧縮されたロムで起動できるエミュレータは解凍しないで起動する
起動するエミュレータが圧縮ファイルに対応しているならばSlaunchでファイルを解凍せず、
圧縮ファイルのままエミュレータを起動させるようにします。
エミュレータによってはこのオプションを使うか使わないかで、
セーブファイルの作成場所が変わってしまいますので気をつけてください。
エミュレータ起動時にSlaunchを最小化する
エミュレータを起動すると同時にSlaunchを最小化してタクスバーに収納します。
「エミュレータ画面の邪魔なんだよ!このクソランチャ」という人にはお薦めです。
ただし特殊起動エミュと呼ばれる一部のエミュレータでは使用できません。
MAME・CPSはエミュレータ起動時にROMSフォルダにロムをコピーする
アーケードエミュレータは指定されたフォルダにファイルが存在しないとエラーになります。
もしCDに焼いてしまったとかでファイルの移動が困難な場合はこのオプション。
ランチャが勝手にデフォルトのフォルダにファイルをコピーし、終了時に勝手に削除します。
エミュレータ実行時にロムをTEMPフォルダにコピーして、そこから起動する
一部のエミュレータでは使用したロムの場所にセーブファイルを作成するものがあります。
そんなときもしファイルを圧縮してしまったらもちろんロムの場所はTEMPフォルダになってしまいます。
そうなってしまったら、以前使用していたセーブファイルを読み込んでくれない等の不具合発生。
そうならないようにするにはあらかじめこのオプションを使用していた方がいいかもしれません。
ただし、環境によってはちょっと不安定なのがたまにキズ。
DOS用エミュレータは終了時にDOS窓を閉じる
さる方の要望で搭載した『つもり』の機能です。
とりあえず適当なDOSプログラムで試してみたところ正常に動作しましたが、
なんせ本物のDOSエミュレータでは一度もテストしていないのでいまいち不安な機能です。
えー、エミュレータ終了後にDOS窓を閉じるのが面倒な人向け。
特殊起動エミュレータの起動はクリップボードを使用する
一般に特殊起動エミュは擬似的にキーボードを打たせて起動させています。
そのためファイルのパスに『〜』等があるとエラーがでてしまうことでしょう。
そんなときはこのオプションを設定するとクリップボードから入力しますので、エラーを回避できます。
ただし、その直前に使用していたクリップボードの中身は破棄されますので注意。
ファイルパスに半角スペースが含まれていてもショートパスに変換しない
エミュレータの宿敵、半角スペース。
通常は半角スペースがあれば強制的にショートパスに変換していますが、
この項目がチェックしてあれば変換しなくなります。
ただしこの機能を使うと半角スペースに対応していないエミュレータの場合エラーが出る予定。
ファイルパスをダブルクォーテーションでくくる
半角スペース対策。
DOSエミュレータや一部のWINDOWSエミュレータはダブルクォーテーションを使うことで
半角スペース問題を回避できるように作られています。
そんなおいしい機能を有効にするための項目です。
全てのエミュレータは一部を除きロムのパスをショートパスに変換しない
ファイルパスに半角スペースが含まれていなくてもファイル名が8文字以上の場合、
Slaunchはエラー対策としてショートパスに変換してしまいます。
そんな機能を使わず、たとえDOSエミュだろうがロングファイル名で起動させる設定です。WINDOWS用エミュレータはショートパスに変換しない
WINDOWS用エミュレータのみ、ロングファイル名をショートファイル名に変換しなくなります。
ほとんどのWIN用エミュはロングファイル名をサポートしているので、
この項目を使用した方がいいかもしれません、と言っておきます。ロングパスが使用できるDOSエミュレータはショートパスに変換しない
こちらはDOS用エミュ、しかもロングパス対応という限定条件付きのオプション。
一般にDOS用エミュはロングパスは使用できませんが、一部のエミュは対応しているので
そーいうエミュレータでロングファイル名を使いたい場合はどうぞ。
TGB Dualを特殊起動させる
Ver5以降は特殊起動エミュではなくなったTGB Dualですが、
一部の環境ではエラーが出て起動できない事があるようです。
そんな同胞諸君や、「いや、俺はVer4以前がいい」という人は使ってやってください。